今日は、私が使用している特殊なコンタクトレンズのお話です。
【オルソK】と呼ばれるもので、オルソケラトロジーの略です。
オルソケラトロジーとは、オルソ(角膜)とケラトロジー(形成学)を組み合わせた造語だそうです。
私は、2001年から継続使用(途中、紛失等で買い替えはありましたが)しています。
O2(オーツー)と呼ばれる、酸素透過性の高いハードレンズで、見た目は普通のコンタクトレンズと何ら変わりはありません。
価格が、片眼で約4万円もします。
人に話すと、大抵の方が価格にビックリされます。
そのコンタクトレンズのどこが特殊なのかと言いますと、装着タイミングです。
夜寝る前に装着して、寝ている間はつけたままです。
朝起きて、コンタクトレンズを外すと、裸眼なのに視力矯正されており、よく見えるのです。
ド近眼の私の場合、本来の裸眼視力は0.01程度しかありません。
視力検査で使用する、あの一部が欠けた輪っかの絵で、一番上にある大きな輪っかが私には見えないのです。
それが、このコンタクトレンズで就寝中に矯正すると、私の場合、視力1.2~1.5になります。
その矯正視力は、装着時間や目の状態にも寄りますが、1日~1日半くらいは持続します。
日中は裸眼で過ごせるため、目にゴミが入ればジャブジャブ目を洗えますし、スポーツ等の激しい動きでもコンタクトレンズがずれたり外れたりの心配がありません。
大変重宝しております。
このコンタクトレンズの寿命は約3年と言われています。
毎日キチンと洗浄して、手入れが良ければ、4~5年は継続利用可能です。
私は大体5年毎に買い替えるペースです。
連日、仕事とプライベートで目を酷使しているためか、ドライアイがひどくて、視力矯正力が弱まりました。
視力が落ちて、生活の中で一番困るのが車の運転です。
マイカー通勤で運転は欠かせませんが、どうも視界が危ういので、とうとう買い替え時!?っと先日、専門眼科クリニックを受診。
視力検査の結果は、なんと0.3でした。
いやぁ、こわい、こわい!
こんな視力で夜も運転していたなんて、危険過ぎます!
もちろん、新しいコンタクトレンズを作り替えて、現物は一昨日届いたので、ひと安心です。
今回の眼科クリニック受診で、朗報がありました。
この特殊コンタクトレンズはアメリカ製で、注文から到着まで時間がかかるのが難点でしたが、日本のメーカーが作るようになったのだそうです。
到着が少し早くなったことと、やはり【日本製】という安心ブランドは大きいですね。
さて、そろそろ出勤!
ゆうきは「行ってらっしゃい。気をつけてね。」と言ってくれます。
目が見えるから、運転はもう大丈夫だよ~!
気をつけて行ってきます。